スリーエム(ティッカー:MMM)

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スリーエム(3M)について解説します!

スリーエムとはどんな会社でしょうか?

みなさんはスリーエムという会社の名前を聞いたことがあるでしょうか?もしかしたら、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の騒動でマスクを製造している会社として知った方が多いかもしれませんね。スリーエムはアメリカ合衆国ミネソタ州セントポール郊外のメープルウッドに本拠地を置く、世界的化学・電気素材メーカーです。この会社の社名は2002年までMinnesota Mining & Manufacturing Co.(ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング)が使用されていましたが、その後略称(頭文字の3つの「M」をとったもの)である、3Mを使用した「3M Company」に変更されています。

スリーエムの歴史

スリーエムの歴史は約1世紀前の1902年、米国ミネソタ州で始まりました。設立の目的は、研磨ホイールに適したコランダム(鋼玉)を発掘することでした。しかし、採掘できたのは斜長石と呼ばれる別の低品位の鉱物(質の悪いやわらかい石)であったため、サンドペーパーの製造販売へ事業を転換しました。1921年に発売した世界初の耐水サンドペーパーは、水を使っても砥粒が取れないのが特長で、作業中に粉じんが立たず、作業環境を大幅に改善する製品として大ヒットしました。この開発をきっかけに、研磨材技術、接着・接合技術、コーティング技術がスタートし、現在では約9万人の社員が勤務しており、5万 5000もの製品やサービスを提供するところまで成長しました。

スリーエムの4つの事業範囲

スリーエムの事業分野は大きく分けて以下の4つに分けることができます。

セーフティ&インダストリアル

工業、電力市場やセーフティ市場に製品の供給を行っている事業部門です。研磨剤やテープ・接着剤などを制作しています。

トランスポーテーション&エレクトロニクス

自動車や電子用製品などのOEMビジネスや建設・ 建築関連市場などに製品の供給を行う事業部門です。自動車のエンジン周りのシール部品、建設用機械のホースや液晶ディスプレイ関連の製品を製造しています。

コンシューマー

この分野が一番私たちの身近な製品ですね。特に有名なのは「ポスト・イット」です。事務作業を行う上では必須のものとなっていますよね。この他にもラベルシールや両面シールといった製品の作成も行っています。

ヘルスケア

医療から食品関連まで幅広い製品の作成を行っています。歯科用の接着剤や経肺吸収製剤(喘息用のエアロゾール製剤)などが代表的なものです。まさかこんなものまで作っているとは思っていませんでした。

スリーエムの投資戦略

スリーエムは売り上げの最大6%をR&D(研究開発)、約5%を CAPEX (Capital Expenditure:設備投資)に振り分けています。世界的な化学メーカーであるだけあって研究開発や工場の設備には非常にお金をかけているようですね。このあたりが成長に大きくつながっているようですね。

スリーエムの今後

今回調べてみて分かりましたが、 スリーエムの展開している製品は非常に幅広いです。特にテープや接着剤というものに関してはあらゆる分野を跨いでその技術が活かされているということを感じました。自社の強みを理解して他分野に進出していくというのは簡単そうで非常に難しいことです。越境できる力のある スリーエムは今後も成長を続けていくでしょう。

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