アグリファイ(ティッカー:AGFY)

米国株紹介
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アグリファイ(Agrify)について解説します!

最近のアグリファイ(Agrify)の株価は調子が良い

出典:Google(AGFYの直近1年および1ヶ月チャート)

どうもタルボットです。暑い日が続きますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
さて今回ですが、Twitterでも少し触れたアグリファイについて紹介したいと思います。こちらの銘柄はいわゆる大麻関連銘柄になりますが、2021年1月のIPO直後は株価は冴えなかったものの、最近になって株価の勢いがついてきました。どのような銘柄なのか気になったので調べてみました!

アグリファイ(Agrify)のビジネスの特徴

アグリファイは大麻栽培用の垂直農法システムを提供する企業

アグリファイは「屋内農場向けのシステムを提供している企業」です。つまり、大麻というのはあくまで対象の1つであり、果物や野菜なども事業の対象となっています。

出典:SEC S-1 Filing(Agrify垂直農法ユニット(AGFU))
出典:SEC S-1 Filing(AgrifyInsights™)

コアの収益源は、Agrify垂直農法ユニット(AGFU)の機器販売と、AgrifyInsights™の使用によるSaaSの経常収益が含まれます。サブスクリプション形式であり月額料金を請求しています。

そもそも垂直農法とは?メリット、デメリットも!

読んで字のごとくですが、垂直農法とは「平らな地面ではなく、建築物の階層や傾斜面を利用して行われる農法」のことです。こうした垂直農法は近年普及し始めていますが、アグリファイによると、標準的な操作手順の欠如・不十分な換気と空気循環・未利用の垂直スペースなどが問題となり効率良く生産できていないという問題点を指摘しています。これらの課題を解決することで、より効率的な垂直農法を実現して、クライアントの収益を増大させるというのがビジネスの基本になっているかと思います。

出典:SEC S-1 Filing

AVFUを実装した施設の初期費用は高くなりますが、導入前と比較して、年間収益を約4倍にする能力があるとされ、導入するとメリットがあるとされます。

また、一般的な垂直農法のメリット・デメリットとしては以下の通りです。

垂直農法のメリット

・天候に影響を受けないので、1年を通して作物を生産できる
・フードマイル削減(生産地と消費地を近づけることによるCO2削減)が期待できる
・効率的に生産できるため、水や光などのエネルギーを最小限に抑える
・虫が発生しない環境下で育てられるため、農薬使用を減らすことが可能である

垂直農法のデメリット

・導入や建設するためにコストがかかる
・虫がいないため受粉が困難であり、そうした作物には追加でコストがかかる
・電力が断たれると、生産が困難になる

大麻市場について

屋内農業の需要は世界中(特に米国)で急速に成長しており、Research and Marketsによると、世界の屋内農業市場(大麻を除く)は 2019年に1,140億ドルと評価され 、2025年までに1,390億ドルに達すると予測されており、年平均成長率(CAGR)は3.4%です。

屋内農業の中で、垂直農法は人気のある分野の1つです。Allied Market Researchによると 、2018年の世界の垂直農法市場規模は22.3億ドルと評価され 、2026年までに127.7億ドルに達すると予測されており、2019年から2026年までのCAGRは24.6%に相当します。

また、米国では2021年1月時点で、33の州とコロンビア特別区で医療大麻を使用することを許可する法律を可決しています。これに加えて、娯楽目的で大麻を合法化することを選択する州も増加してきており、11の州とコロンビア特別区で使用が可能です(こちらも2021年1月時点)。

ニューフロンティアによると、2020年の米国における合法大麻の市場規模は170億ドルと予想されます。そして、ニューリーフデータサービスによると、現在、大麻の量の53%が屋内で栽培されていることを考えると、米国における合法の屋内大麻セクターは90億ドルの市場であり、今後さらに成長することが見込まれています。

同業他社

・Grow Generation Corp(GRWG)
・Curaleaf Holdings(OTCPK:CURLF)
・Tilray Inc(TLRY)
・Aphria Inc(APHA)
・Aurora Cannabis Inc(ACB)
・Green Thumb Industries Inc(OTCQX:GTBIF)

ただし、これらの企業は異なるセグメントで事業を行っているため、必ずしも競合関係とはいえず、比較も難しい。

アグリファイ(Agrify)の財務状況

2021Q1

出典:Agrify投資家向け資料

2021Q2

・Revenues: $ 11.8M(+ 202.6%Y / Y) vs $ 9.92M (*注:アナリスト2名しかいない

・Net loss: $5.63M

今後の見通し

コンセンサスの見積もりによると、売上高は2021年に3,750万ドルに達すると予測されており、これは2020年の結果と比較して210%の増加に相当します。この勢いは2022年まで続くと予想され、来年の収益の現在の見積もりは6,950万ドルで、さらに年率85%の増加です。この高成長期には会社の利益は見込めないが、純利益損失とマイナスEPSは2022年度までに縮小する見通し。

アグリファイ(Agrify)に投資するリスク

・2016年の創業以降、黒字化できていない

・クライアントが集中しているため、リスクが高い(2020年9月30日に終了した9ヶ月間で3社の顧客が総収入の約77.8 %を占め、2019年12月31日に終了した年度に2社の顧客が総収入の約99%を占めました。

・サプライヤーが限られている(数は不明)

・大麻の法的規制に大きな影響を受ける

・中国浙江省杭州に本拠を置くInventronics社の創設者は取締役会のメンバーであり、その関係性が悪影響を与える可能性がある(LEDの照明技術などで協力関係)

アグリファイ(Agrify)の将来性

さて、いかがだったでしょうか?私は思っていた以上に成長が期待されていて驚きました。この成長がすでに株価には反映されている可能性もあるので、その点は十分に注意する必要があるかと思います。

また、クライアントの数がかなり限られているというのも気になりました。投資するにしても結構リスクは大きのではないでしょうか。ただ、当たったときはリターンが大きそうです。米国でどの程度大麻が合法化されていくかにも注目ですね!

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