アストラゼネカ ADR(ティッカー:AZN)

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アストラゼネカ(AstraZeneca)について解説します!

アストラゼネカとはどんな会社なのか?

アストラゼネカはイギリスのロンドンに本社を置く大手製薬企業です。がん、内分泌系、 循環器系、呼吸器系、消化器系、中枢神経系、麻酔等の医療用医薬品の研究・開発を行っています。中国、ブラジル、インド、ロシアなどの新興諸国を含む100カ国超で事業を展開しているグローバル企業です。1999年にイギリスの大手化学会社ICIから医薬品部門が分離したゼネカと、スウェーデンに本拠を置き北欧最大の医薬品メーカーであったアストラが合併したことで誕生しました。

アストラゼネカの創った薬と言えば?

ネキシウム(エソメプラゾール)

ネキシウム(エソメプラゾール)はプロトンポンプ阻害薬(PPI)という種類の薬で胃酸分泌を抑制するために用いられるものです。ネキシウムは日本で承認されているプロトンポンプ阻害薬(PPI)の中で最も医師によって処方された薬という調査(2018年時点)もあり、この分野では多く使われている薬です。最近、小児への適応追加があり、薬価が引き上げられる予定で、より多くの収益が見込まれます。ちなみに日本での販売は第一三共が行っています。世界120ヶ国で販売が行われており、世界売上高80億ドルを超える大型製品、いわゆるブロックバスターです。

イレッサ(ゲフィニチブ)

イレッサ(ゲフィチニブ)は2002年に副作用が少ない、画期的な作用をもつ分子標的薬として、まだ治療方法の少なかった非小細胞肺がんの治療薬、世界に先駆けて日本で承認された薬です。当時、非小細胞肺がんに対する治療薬は少なかったことも重なり、承認の前段階から非常に注目をされ、マスコミでも大きく取り上げられました。しかし、使用が拡大していくにつれて、事前の情報には無かった急性肺障害や間質性肺炎といった重篤な副作用が見つかり、患者さんがアストラゼネカを相手取り訴訟を起こす事件にまで発展しました。日本での薬の開発に対して大きな影響を与えた薬です。また、この事件でイレッサという薬の印象は悪くなってしまいましたが、これはイレッサが悪いわけではなく、副作用に関する情報の提供がしっかり行われていなかったことが問題でした。この薬によって命が救われた患者さんがいることもまた事実です。

アストラゼネカの将来性は?

今回も将来性ということでアストラゼネカのパイプラインを見てみましょう。

アストラゼネカホームページより

めちゃくちゃ多いですね(笑)
現在、167ものプロジェクトが実施されているとのことです。そのうち7つの化合物に関しては承認までの最終段階に入っています。いろんな領域の薬が開発されていますが、中でもがん領域での開発が活発に行われているのが分かります。治療法の確立されていないがんもまだまだたくさんあるので、企業としてこの分野を中心に狙っていくのは納得ですね。

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