アシラ・ファーマ(ティッカー:ATHA)

米国株紹介
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アシラ・ファーマ(Athira Pharma)について解説します!

① 2020年9月17日にナスダックに上場

② アルツハイマー病治療薬の開発を目指す、対象は神経が変性する疾患全般

③ 臨床試験はフェーズⅡに入る直前の段階

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アシラ・ファーマ(Athira Pharma)は2020年9月17日にナスダック上場

みなさんはアシラ・ファーマという企業についてご存知でしょうか?私はマネックス証券さんが取り扱い始めたというツイートをみて知りました。なんでこの銘柄選んだのかなという興味もあって今回調べてみましたが、少し専門的な内容も含まれるので、「創薬ベンチャーはギャンブルだから興味ない」、「内容難しいのは勘弁」という方は上の3つのまとめだけ押さていただければいいかなと思います。また、今回の記事はブログ運営者の個人的な見解や解釈が含まれており、取り上げた銘柄の買いを推奨するものではないことを最初に述べておきます。

出典:Google

さてさて、アシラ・ファーマの直近の株価ですが、少し下げてますね。後述しますが、アシラ・ファーマの保有している新薬候補は現在、フェーズⅠ(臨床試験の最初の段階)からフェーズⅡに移ろうかという段階であるため、薬が承認されるとしてもまだまだ先の話になりそうですね。そういうわけで、今後の株価の推移は漏れ伝わってくる臨床試験の結果によって上下することになるかと思います。

夢があるけど数々の製薬企業が断念してきたアルツハイマー病治療薬

患者数が多い病気というのは製薬会社にとっても大きな利益が狙えるので、そのほとんどに何かしらの治療薬が存在します。しかし、その中でも未だ有効な治療薬が存在しないのがアルツハイマー病です。新薬は約17年間も登場していません。数多くの製薬企業が新薬の開発に失敗しています。

市場規模は100億ドルともされており、2020年時点で全世界の5,000万人がアルツハイマー病を含む認知症に罹患しているという報告もあります。

そんな市場を狙っていこうというのがアシラ・ファーマであり、もし成功すればとてつもない注目を集めることになるでしょう。かなり難しい挑戦ですが。

アシラ・ファーマ(Athira Pharma)が開発するのはHGF / METをターゲットとした低分子治療薬

アシラ・ファーマのパイプライン

出典:Company S-1 Filing

上の図はアシラ・ファーマの現在のパイプラインになります。パイプラインとは「その製薬企業がどのような新薬開発を行っているか」をまとめたものですが、これをみると大体どんな分野のどんな治療薬をどこまで開発しているのか知ることができます。

アシラ・ファーマでは3つのプログラムATH-1017、ATH-1018、ATH-1019が動いていますが、ATH-1018、ATH-1019に関してはプレクリニカル(細胞や動物実験段階)のものになるので説明は省略します。ひとまず、アルツハイマー病だけではなく幅広く神経疾患の治療薬を開発していると認識しておけばいいかなと思います。

ATH-1017の作用機序(なぜ効くと考えられているのか?)

出典:Company S-1 Filing

アシラ・ファーマがなぜATH-1017がアルツハイマー病に効くと考えているのかがまとめられているのが上の図です。アルツハイマー病がなぜ起こるのかという明確な機序は現在のところ明らかになっておらず、いくつも仮説が存在します。そのなかでアシラ・ファーマが提唱しているのがHGF/MET経路のシグナルが弱くなっているという仮説です。

HGF/MET経路って急に言われてもという人も多いと思いますが、そういうものがあるって思ってもらうしかないですね(笑)
とにかく、この経路が活性化していない状態だと、脳内で炎症が起こったり(神経破壊に繋がる)、脳血流がうまくめぐらなかったりと動物レベルでアルツハイマー病との関連が過去の研究から数多く指摘されてきたわけです。

そこで、アシラ・ファーマでは弱まっているHGF/MET経路を活性化してやればいいじゃないかと考えたわけですね。

ATH-1017のフェーズⅠ試験の結果

というわけで、晴れて動物試験をクリアしたATH-1017はフェーズⅠ試験が行われ、実際の人体への影響が確かめられました。ここでは全部は紹介できませんが、一部紹介します。

  • ATH-1017は健常人48人に対して9日間にわたって2~90mgの用量が投与されましたが、特に重篤な副作用の発現はみられなかった。
  • ATH-1017はアルツハイマー病患者11人に対して9日間にわたって1日1回40mgが投与されたが、潜在的な効果が示された。

上記の通り、ひとまずの安全性とアルツハイマー病に効果がある可能性(あくまでも可能性、ここ重要)が示されました。

アシラ・ファーマ(Athira Pharma)の将来性は?

ターゲットとしている疾患がアルツハイマー病なので、もし本当に新薬として開発できれば大きな利益を生むことは間違いないです。しかし、ただでさえ開発の難しい新薬の中でも失敗続きのアルツハイマー病治療薬はコケる可能性も非常に高いので注意が必要です。投資するなら相当な覚悟?が必要ですね。私も投資するとしても少額になると思います。

フェーズⅠ試験の結果が示されていますが、現段階ではあまりにも参加している人数は少なく(フェーズⅠってそういうものですが)、投与された期間は短いです。アシラ・ファーマが主張している有効性はあくまで脳波に影響があったというレベルのものですので、今後しっかり臨床試験の結果を追っていく必要があります。

フェーズⅡが終了するのはまだ先になりそうですが、アルツハイマー病銘柄としてウォッチしようと思います!

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