バークレーライツ(ティッカー:BLI)

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バークレーライツ(Berkeley Lights)について解説します!

① 上場後、株価は約200%上昇

② デジタル細胞生物学のプラットフォーマー

③ 細胞による治療法の市場は今後も拡大し続ける

バークレーライツの株価は公開後に約200%上昇

みなさんはバークレーライツという企業をご存知でしょうか?同社は細胞関連の治療法の開発に必要なプラットフォームを提供している企業で、2020年7月にナスダックに上場しました。

細胞の持っている可能性について考えたことがあるでしょうか?細胞を上手に使うことができれば、病気の治療を行ったり、食品の製造を行ったり、毒物の検出に使えたりするなど実は応用範囲が非常に広いのです。細胞を使った分野は間違いなく今後拡大していきます。

バークレーライツの株価は公開後に200%近くも上昇しており、期待値の高さがうかがえます。そんな同社の提供しているプラットフォームとはどのようなものなのでしょうか?

Berkeley Lights Platform:バークレーライツの強みとは?

バークレーライツの提供しているプラットフォームは簡単に言うと、抗体医薬品や細胞を使った治療の研究開発を加速させるというものです。

細胞にもいろいろな種類があるということは生物学の授業で習ったことがあるかもしれません。最近の研究では、1つ1つの細胞がそれぞれ微妙に違った特徴を持っていて、生体内のいろいろな反応を引き起こしていることがわかっています。

この個性溢れる細胞の特徴をデジタル情報として変換して解釈してしまおうという考え方が登場しており、デジタル細胞生物学と呼ばれています。

例えば、細胞がどのくらい移動するスピードが速いのかとか、どのくらい増えることができるのかとか、細胞を観察できる手段は日々研究されて進化していますので、今後細胞に関するあらゆるものがデジタル情報になっていくことでしょう。

こういった細胞のデジタル化された情報を扱うのがバークレーライツのプラットフォームなのです。

同社のプラットフォームについて理解するには分子生物学と呼ばれる細胞に関する学問の知識が必要となるほど難しいのですが、ここではなるべく噛み砕いて説明したいと思います。

抗体を作るのに最適な細胞を素早く見つけ出す

出典:バークレイライツHP

抗体はB細胞という細胞によって体の中で作られますが、人間の体ではたくさんの種類の抗体を作るために、その種類の数だけB細胞の種類が存在します。その中から特定の抗体を作る細胞を探すのは非常に難しい作業というわけです。

例えば、ある病気を治療できる可能性のある抗体を絞り込もうとすると、上の図だと12週間程度かかる作業になります。

しかし、バークレイライツのプラットフォームを使用すればこの作業を1週間以内に実行することができるので、飛躍的に研究のスピードを加速させることができるというわけですね。

治療に最適な細胞を選別する

上の図を見るとわかりますが、現在の技術を使えば細胞1つ1つを取り分けることもできるようになっています。細胞を使った治療をする際には目的に最適な1種類の細胞を選び出す必要があるため、この技術は非常に重要なものです。

大量生産に向けた準備にも対応

出典:バークレイライツHP

細胞や抗体は目的にあったものを見つけただけでは終了ではなく、薬や治療法として成立させるために、上の図のようなステップを繰り返すことで、大量生産を行わなければなりません。こういったプロセスについてもプラットフォームに組み込まれています。

細胞を利用した製品の市場

現在、バークレイライツのプラットフォームは主に研究の用途で使用されています。これはまだまだ細胞を利用した製品が活用されていないからです。

2019年時点でこの市場の大きさは約1,480億ドルですが、2024年までに2,550億ドルまで成長すると見込まれています。約1,600の企業や学術機関が開発を行っています。

バークレイライツの将来性

細胞を利用した製品の市場は本当に可能性のある市場です。いままで治療できなかった病気を治すことができたり、食料不足といった問題を解決できる可能性があるのは非常に夢があります。

それゆえにあらゆる研究が世界中で行われているわけですが、研究開発競争で負けないためにも、その多くはバークレイライツのプラットフォーム利用していくことになるでしょう。

細胞を利用した製品の市場がどこまで早く拡大するかどうかがバークレイライツにとっては重要です。今後も注視していきたい企業の1つです。

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