チューイ(ティッカー:CHWY)

米国株紹介
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チューイ(Chewy)について解説します!

① 新型コロナウイルスによるパンデミックの影響は全く受けず、株価は2倍に

② チューイはペット用品のeコマース事業というニッチな市場でビジネス展開

③ ペット市場は今後も成長を続け、オフラインからオンラインの流れは加速

チューイ(Chewy)の株価はパンデミックの影響を全く受けず、2倍になった

みなさんはチューイという企業をご存知でしょうか?この会社はペット用品のeコマース事業を展開している会社になります。

出典:Google

今年発生したパンデミックの影響で多くの企業が大打撃を受けたことは記憶に新しいと思いますが、その中でも無傷だった数少ない企業がチューイになります。上のグラフはチューイの株価チャートですが、コロナショックによる下落は見つけられません。むしろ3月を起点として株価は上昇しており、現在では3月時点の2倍ほどの株価になっています。

これはペット業界がもともと不況に強いということと、3月に発生したパンデミックによってオフラインからオンラインへの移行が加速していることが要因として挙げられます。事実、同社の売り上げは前四半期比で35%も増加し、13億5000万ドルに上っています。さらに、第2四半期の売上高は35~37%増加されると予測されており、15億ドルに達すると予測されています。

コロナショック前でも年々売上高は増加傾向であり、2012年から2018年までで、2,600万ドルから35億ドルに増加していました。

チューイ(Chewy)の強みは徹底した顧客中心主義

カスタマーサービスの専門知識の高さ

チューイでは電話、メール、ライブチャットなどの様々なツールで問い合わせが可能です。顧客からの電話は6秒未満で応答され、徹底的に専門知識のトレーニングを受けたスタッフに対応してもらうことが可能です。ペット用品というターゲットを絞っていることでアマゾンのようなあらゆる商品を扱っているeコマースよりもきめ細やかなサービスを提供することができます。

顧客とより深い関係性を築く

カスタマーサービスといえば、そこまで深く踏み込んでこないものであるという印象をもっていましたが、どうやらチューイは違うようです。時には手書きのペットの肖像画描いて送ったり、ペットを亡くした家族に花を贈るということまで実施しているようです。一見非効率なことに思えますが、こうした顧客との深い信頼関係を作る取り組みが、案外売り上げの成長に繋がっているのかもしれません。

実際、アクティブな状態を維持している顧客は、3年目には1年目の平均3~4倍の費用をかけているようで、信頼関係構築の重要性を感じさせられます。

米国のペット産業は成長中であり、オンラインへの移行も進む

出典: APPA, Packaged Facts.

米国のペット産業は成長中で、2017年の売上高は約700億ドルに達しています。重要な特徴は以下の通りです。

成長を続けるペット産業

Packaged Factsによると、ペット用品およびサービスへの支出は、2017年から2022年まで4.2%のCAGRで一貫して成長を続けると予測されています。

オンラインへの移行が進む

出典:Packaged Facts

ペット業界は他の業界と同様に、店頭からオンラインでの購入に移行している最中です。さらにオンラインへの移行が比較的進んでいない業界であるため、チューイが成長する余地はまだまだあると言えそうです。

ペットのいる世帯数は増加傾向

APPAによると、2016年12月31日の時点で、米国には少なくとも1匹のペットがいる約8,500万世帯があり、2010年の7,300万世帯から増加しています。Packaged Factsによると、犬や猫を所有する若い成人(18歳から24歳)の割合は、2010年の約44%から2017年の約53%に増加しています。

ペット業界は不況に強い

出典:APPA

ペットへの支出は必須のものであり、不況時であろうが飼い主は購入します。APPAによれば、2008年から2010年の景気後退の間に、米国での個人消費は全体的に減少したにもかかわらず、米国でのペット消費は12%増加しました。これがチューイがコロナショックでも株価が下がらなかった一つの要因になっていると考えられます。

チューイ(Chewy)の将来性は?

成長していて、かつオンライン化への移行があまり進んでいないというペット産業でeコマースをビジネスとして展開するというのは非常に理に適っているように見えます。オンラインへの移行がいままで進んでいなかったとしてもコロナショックによってその流れが加速するのは明らかです。今の株高も納得できます。

長期的に見れば安定的に成長していくのが見込めるので可能であればポートフォリオに加えたい銘柄ですね。とりあえず、今後に期待したいと思います!

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