キューヘルス(ティッカー:HLTH)

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キューヘルス(Cue Health) について解説します!

キューヘルス(Cue Health)はナスダックに上場予定

どうもタルボットです!
今回は近々ナスダック上場予定のキューヘルスについて取り上げたいと思います。日本ではあまり知られていない企業ではあると思いますが、自宅でCOVID-19に感染しているかどうかを調べるためのキットを販売してたりしているので、業績は伸びてきています。あとキットの外見が非常にスマートで好きなデザインです。

これは調べていて意外だったのですが、NBAでも使用されていたということで少しテンションが上がりました(笑)

日本でも電通が出資しているなど、見ている人は見ているという感じですね。

そんなキューヘルスがどんな事業を展開しているのか見ていきましょう。

キューヘルス(Cue Health)のビジネス

ヘルスケア1.0 → ヘルスケア2.0

キューヘルス社について語る前におさえておきたいのが、「ヘルスケア1.0」→「ヘルスケア2.0」へと移行している流れです。ヘルスケア1.0とは現在の医療システムのことです。例えば、あなたが体調を崩したときには、病院に行って検査をしますよね?これは一見当たり前のことのように思えますが、いろんな「無駄」を含んでいます。物理的に病院まで足を運ぶというのは時間がかかりますし、到着してからも待たされることがほとんどです。さらに検査が終了してから検査の結果が届くまでには時間がかかりますし、検査費用が高額になってしまう場合もあります。

こうした現状を打破した次の段階がヘルスケア2.0というわけです。つまり、キューヘルス社が目指しているのは「自宅にいて簡単に検査ができ、価格もリーズナブルで、その場で結果が分かる」という世界です。

キューヘルスモニタリングシステム

こうしたヘルスケア2.0の世界を実現するためにキューヘルス社が提供しているのが、在宅でも簡単にラボレベルの検査ができるサービスキューヘルスモニタリングシステム)です。そして、このシステムの大きな特徴が核酸増幅テスト(NAAT)イムノアッセイの2つから構成されていることです。

核酸増幅テスト?イムノアッセイ?何のこっちゃと思われたあなた。ちゃんと解説します(笑)
核酸増幅テストというのはDNAやRNAを検出するというものです。DNAやRNAは非常に小さいものですが、酵素などを使って量を増やすことによって検出できるようになります。原理としては最近よく聞くPCR検査と同じです。また、イムノアッセイとはタンパク質を検出するというものです。こちらは抗体などを使って目的のタンパク質があるかどうか調べます。

まとめると、キューヘルスの検査キットはDNA、RNA、タンパク質のすべてを検出できるということです。伝わりにくいかもしれませんが、これはとても大きなことです。なぜなら、ウイルスなどによって感染症にかかった場合でも、何か病気になってしまった場合でも、その予兆の多くはこの3種類のものが検出できれば発見できるからです。つまり、キューヘルスの検査キットは数多くの病気をカバーできる可能性が高いということです。

最初の製品:キューCOVID-19テスト

そして、既に検査キットの販売を行っています。キューヘルス社の提供するCOVID-19の家庭用検査キットは、医師の処方箋なしで店頭で販売可能なFDAに最初に認可されたキットになります。

メイヨークリニックによって実施された研究によると、従来から行われている検査とも全体的な一致率は97.8%と高く、精度も十分高いのではないかと思われます。

市場機会

2021年の世界の医療費は8.8兆ドルに達すると予測されており、2020年のデジタルヘルスと診断のアドレス可能な市場(TAM)の合計は、それぞれ約1,200億ドルと850億ドルであるとキューヘルス社は推定しています。推定される850億ドルの診断市場のうち、在宅およびポイントオブケア検査(比較的患者に近い場所で行われる検査)ソリューションは約300億ドルを占め、そのうち約200億ドルはポイントオブケア検査ソリューションに起因し、約100億ドルは在宅検査に起因していました。

今後、在宅医療や電子処方箋が普及していくにつれて、こうした市場は拡大していくと考えられるので、キューヘルス社の成長も期待できます。

パイプライン

こちらはキューヘルス社が開発中の製品の一覧になります。COVID-19の検査キットに関しては緊急使用許可(EUA)ですので、正式な承認とは上の表ではなっていません。インフルエンザなどの感染症や出産・妊娠、炎症の状態などの検査に使われるキットが開発されており、かなりいろんな検査に使えることが分かります。これが、DNA、RNA、タンパク質の3種類を調べられることによるメリットです。今後も呼吸器の健康、性的健康、心臓と代謝の健康、女性の健康、男性の健康、慢性疾患の管理の分野に注力していくとのことです。

キューヘルス(Cue Health)の財務状況

2019年

売上:662万ドル

純損失:2,060万ドル

2020年

売上:2,295万ドル

純損失:4,740万ドル

2021年(6月30日までの6ヶ月間)

売上:2億192万ドル

純利益:7,946万ドル

キューヘルス(Cue Health)に投資するリスク

・ 創業以来、大きな損失を被っており、商業販売から収益を上げ始めたのはごく最近のことである。将来、さらに重大な損失を被る可能性がある。

・ FDAまたはその他の規制機関がCOVID-19テストのEUAまたはその他の規制認可を取り消すか終了する場合、510(k)またはその他を入手できない限り、キューリーダーおよびCOVID-19テストキットの商品化を停止する必要がある。

・ 短期的な成功は、COVID-19テストの継続的な商業化にかかっている。COVID-19検査が市場での受け入れを達成または維持できない場合、または商業化に成功しない場合、事業に重大な悪影響が及ぶ可能性がある。

・ 少なくとも短期間の収益は、追加のテストを開発し、規制当局の認可またはその他の適切な認可を取得し、商業化できるようになるまで、COVID-19テストの販売にほぼ依存する。

・ 必要な量の製品を適時に製造できない場合、当社の事業に重大な悪影響を及ぼす可能性がある。

キューヘルス(Cue Health)の将来性

さていかがだったでしょうか?私はかなり将来性があるなと感じました。今後の医療は間違いなく、在宅医療にシフトしていきます。このシフトの中で、自宅で高精度の検査ができるということは必須になってきますので、キューヘルス社がその一翼を担う可能性が高いです。

リスクとしては、COVID-19検査キットに収益のほとんどを頼ってしまっているというところでしょうか。このあたりはリスク要因ですね。今後、新しい製品で承認を得て、きちんと収益を拡大できるかどうかというのが最大のポイントになります。パイプラインの表で見る限りは、2022年以降になりそうなので、2021年中はCOVID-19検査の需要が大きく拡大しない限りは、IPO後株価は低迷するかなと勝手に思ってます。でも将来性はあると思うのでしっかりウォッチはしていきたいです!

ではでは、また次回の記事で♪

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