ドラフトキングス(ティッカー:DKNG)

米国株紹介
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ドラフトキングス(DraftKings)について解説します!

① 株価は3月の底値から約5倍に

② 「ファンタジー・スポーツ」「スポーツ・ベッティング」「オンライン・カジノ(iGaming)」が事業の柱

③ 米国各州で合法化が進むことが見込まれる

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ドラフトキングス(DraftKings)の株価は3月の底値から約5倍に!

出典:Google

みなさんはドラフトキングスという企業をご存知でしょうか?この会社は「ファンタジー・スポーツ」「スポーツ・ベッティング」「オンライン・カジノ(iGaming)」を柱として事業展開している企業になります。こういった娯楽は日本ではあまり普及していないため聞き馴染みがないと思いますが。なぜなら、3つとも全てがリアルマネーを使ったギャンブルであるため日本ではそのまま展開できないのです。

そんなドラフトキングスですが、2020年4月にDiamond Eagleを買収する形で上場しました。しかし、みなさんがご存知の通り、コロナウイルスが猛威を振るっていた時期に重なっており、株価は10ドル代と低迷していました。これはドラフトキングスの展開しているギャンブルがリアルで行われるスポーツに連動しているものであったことが大きな要因です。

しかし、感染者数の増加が落ち着いたことで、スポーツの開催が増えはじめ、ドラフトキングスも注目され始めたというわけです。これ以外にも、コロナショックで各州政府の財政事情が悪化し、ギャンブルを州の新たな収益にしようという動きも株価の追い風になっています。こうした背景もあり、底値から約5倍ほどまで株価は上昇しています。

「ファンタジースポーツ」ってなに?

ドラフトキングスの事業の柱の1つがいわゆる「ファンタジースポーツ」ですが、どんなものか知らない人も多いかと思います。スポーツが好きな人であれば考えたことがあると思いますが、自分の好きな選手を集めて理想のチームを作るっていうあれです。ゲームでならやったことあるかもしれませんね。

ファンタジースポーツ」では自分で理想のチームを作成し、そこに現実世界の選手の実績が反映されることでポイントが増えたり減ったりします(ある選手が得点を決めたら〇点加算など)。構図としては「参加者 vs 参加者」で順位を競います。ただの運ではなく、選手の選択次第では勝率を高められるものになっており、米国では非常に人気があります。発祥は1950年代後半と意外と古く驚きます。

ドラフトキングスはこうした「ファンタジースポーツ」に関するコンテストを毎日開催しており、参加者はiOSやAndroidに対応したアプリを通じて参加することが可能です。カバーしているスポーツもNFL(アメフト)、MLB(野球)、NBA(バスケットボール)、NHL(アイスホッケー)、サッカー、テニス、eスポーツと非常に幅広いです。

ドラフトキングスは参加費(ユーザー当たり0ドル~10,000ドルまで)から賞金を差し引いた額が収益となりますが、その額はすべての参加料の約8~15%程度になるようです。

「スポーツブック」ってなに?

スポーツブック」はスポーツのあるイベント(試合の勝敗など)に対してドラフトキングスがオッズを決定してギャンブルを行うものになります。つまり、構図的には「参加者 vs ドラフトキングス」であり、「ファンタジースポーツ」とは異なり、ドラフトキングスはいくらかのリスクを負っています。

「オンラインカジノ(iGaming)」ってなに?

これは前の2つに比べれば分かりやすいかもしれません。ブラックジャック、ルーレット、スロットといったものをオンライン上でプレイするものになります。少額でかつ、参加者が多いためプレイヤーへのリターンが予測しやすいのが現実のカジノと違うところで、ボラティリティが低く抑えられるようです。たしかに、現実のカジノに行くってなったら基本はまとまったお金を持っていくことが多いと思うのでこの点は納得感ありますね。

「スポーツブック」と「オンラインカジノ(iGaming)」の収益モデル

スポーツブック」「オンラインカジノ(iGaming)はBtoBでも展開されており政府運営の宝くじへ提供されたり、ディストリビューターからの固定契約料金を得ることで収益をあげています。3~5年間のスパンで契約を行うため、その間安定して収益を得ることができます。

また、スポーツブック」「オンラインカジノ(iGaming)の製品(アプリなど)内で広告を掲載することでも収益をあげています。これはどのようなアプリでも実施されているようなものなので、想像がつきやすいですね。

ドラフトキングス(DraftKings)はマーケティングに力を入れている

どのようなビジネスでもマーケティングは重要なことですが、ドラフトキングスは消費者を直接相手にする商売ですので、どのようにアプローチを実施するかが非常に重要であり、ドラフトキングスもそれを認識しています。

テレビやラジオ以外にもFacebook、Instagram、Twitter、SnapなどのSNS、アフィリエイト、有料オーガニック検索、モバイルディスプレイなどありとあらゆる広告チャネルを使って消費者へのアプローチを行っています。

ドラフトキングスはスポーツを軸としていることもあって、広告への支出には季節性があります。当然、大きな大会が実施されたりするとその期間の出費は大きくなるというわけです。

スポーツリーグやメディアと戦略的な関係を構築している

ドラフトキングスはスポーツリーグと戦略的な関係を構築することで、新規ユーザーを獲得したり、ユーザーの定着率を高めることに成功しています。例えば、NFLとコラボレーションすることで、ドラフトキングス内のアプリで独自のコンテンツを提供しています。また、大手メディアのFOXともコラボレーションを行っています。

SBテックの買収

ドラフトキングスは製品の内製化を進めるためにSBテックの買収を実施しました。SBテックのもつプラットフォームはギャンブルをアプリで行うときに必要な技術(ゲームのテスト、損失を制限したり、各規制に準ずる制限などを行う技術)があり、ドラフトキングスとしては米国外でのビジネスを展開していく上でも重要な買収となりました。

デジタルスポーツエンターテイメントの市場

世界のデジタルスポーツエンターテイメントの市場全体の収益は2.5兆ドルにも及ぶとされ、その3分の1は米国に由来するものです(出典:H2ギャンブルキャピタル)。

デロイトのTMT Predictions 2019によると、スポーツを観戦する25~34歳の北米の男性のうち43%が定期的にスポーツでギャンブルを行っており、その頻度は週1回にもなるとされています。この数字は年々増加しており、今後60%に達する可能性も指摘されています。

また、小売店よりもはるかに利益を見込めることから、こうしたギャンブルを合法化する管轄区域は増えると予想されています。この流れは完全にドラフトキングスに追い風ですね。

オンラインギャンブルの成長率は2014年から2018年の間で年間10%でした。現実も含めたギャンブル全体の成長率が年間2%程度とのことですので、オンラインがいかに成長しているかがわかります。2024年までにオンラインギャンブルはギャンブル全体の8~15%を占めるようになるとされています(出典:H2ギャンブルキャピタル)。

米国の多くの州で合法化の流れ進む

出典:US sports beting tracker

米国では2018年7月の時点で、22の州およびコロンビア特別区においてスポーツ賭博は何らかの形で合法化されています。22の州およびコロンビア特別区は米国の人口の約41%を占めています。今後もこの流れは加速していきそうです。

ドラフトキングス(DraftKings)の将来性は?

スポーツ賭博は日本にはあまり浸透していない文化なので、理解が難しいですが、米国でいかに浸透しているかということはデータが裏付けています。最近のパンデミックによる不況もあるので、合法化の流れはさらに加速していくのではないでしょうか?今後もドラフトキングスに注目していきたいと思います。

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