アイ・ビー・エム(ティッカー:IBM)

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アイ・ビー・エム(IBM)について解説します!

アイ・ビー・エム(IBM)とはどんな会社なのか?

アイ・ビー・エム(IBM)は米国のIT大手企業です。主にコンピュータ関連製品とITコンサルティング事業を展開しています。事業はグローバル・テクノロジー・サービス、グローバル・ビジネス・サービス、ソフトウェア、システム、金融で構成されています。また、IT業務の外部委託やソリューションの提供、システム・サーバーの販売などを手掛けています。

アイ・ビー・エム(IBM)の歴史

1911年にタビュレーティングマシン(Tabulating machine:コンピュータ出現以前に、大量の事務処理に活用された形態)やその他のオフィス製品を製造する3つの小さな会社を統合して設立されたComputing-Tabulating-Recording Companyがアイ・ビー・エム(IBM)の始まりです。現在のアイ・ビー・エム(IBM)の名前になったのは1924年のことでした。

以前の同社のコンピューター領域でのシェアは圧倒的であり、1960年代までに、世界のコンピューターの70%、米国で使用されているコンピューターの80%を生産していました。その後、1981年にパーソナルコンピューター市場にも参入を行いましたが、そこまでうまくはいかなかったようです。

現在ではパソコン製造の分野からは完全に撤退しており、コンピューターサービス、ソフトウェア、スーパーコンピューター、科学研究などの分野へと完全にシフトしています。単純なモノを製造して販売するだけではなく、現在のようなプラットフォームとしてのサービスの提供を開始したことはアイ・ビー・エム(IBM)にとって大きな転換点となったのではないでしょうか。

アイ・ビー・エム(IBM)へのCOVID-19の影響は軽微

アイ・ビー・エム(IBM)は2018年の796億ドルから収益が前年比で3.1%減少して771億ドルとなっていました。同社は収益を回復させる策として、人工知能とクラウドコンピューティングの提供を拡大することに重点を置いています。そのために、同社は2019年にオープンソースクラウドコンピューティングテクノロジーの大手プロバイダーであるRed Hatを買収しました。

クラウドコンピューティング業界は成長軌道にあります。同社は、ハイブリッドクラウド(パブリッククラウドとプライベートクラウドなど異なるサービスのメリットをうまく組み合わせて利用する方法)ソリューションをターゲットにしたことで市場を切り開きました。ハイブリッドクラウド市場は2018年に440億ドル以上と評価されており、2025年までに1730億ドル以上に成長すると予測されています

IBMのクラウドおよびコグニティブソフトウェア(従来のコンピューターのように与えられた命令を処理するだけでなく、自律的に考え、学び、理解・行動するシステムのことでIBMワトソンなどのこと)部門は、第1四半期にパンデミックの影響が出てきたにもかかわらず、2019年から5%増加して52億ドルの売上高をもたらしました。この部門の売上総利益率も75.4%と最も高く、IBM全体の売上総利益率も45.1%でした。

同社のクライアントは政府や金融機関などの企業であり、コアITテクノロジーをIBMに依存しています。さらに、総資産は1534億ドル、負債総額は1333億ドルという堅実なバランスシートがあります。IBMはその財務状況への信頼から、2020年4月に25年連続で配当を引き上げました。

アイ・ビー・エム(IBM)の今後は?

アイ・ビー・エム(IBM)は強力なブランドでもあり、競争の激しいクラウドコンピューティング分野でシェアを獲得することができます。同社がクラウドの顧客を拡大するにつれて、収益の成長が続くでしょう。アイ・ビー・エム(IBM)はまた、現在5.51%の利回りで魅力的な配当なため、インカムゲイン狙いの人には見逃せない銘柄でしょう。

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