インシーゴ(Inseego)について解説します!
① 最近の調整で株価は低迷気味
② 5Gに対応した固定型の通信機器やアプリケーションの提供を実施
③ 5Gはこれからホットになるのが確実な分野
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本記事の内容にはタルボットの主観が多数含まれており、内容の正確性は保証できません。ご自身でも調べられることをオススメします。
インシーゴ(Inseego)の最近の株価は低調
みなさんどうもタルボットです。最近、個別株分析記事が全然更新できていませんでしたが、リハビリがてらインシーゴについて解説してみたいと思います。
インシーゴは米国の通信関連企業で5G向けの固定型通信機器やソフトウェアを提供しています。

株価は長期で見ると右肩上がりで推移していますが、直近は金利の上昇によってだいぶ株価を下げていて、10ドルを割り込む水準となっています。見方によっては買いどきかもしれませんね。
そんなインシーゴですがどのような通信機器を提供しているのでしょうか?
インシーゴ(Inseego)が提供するのは5G向けの固定型通信機器およびソフトウェア
ビジネスモデル

インシーゴが提供するのは5G通信用のハードウェアデバイスやソフトウェア、およびそのサポートサービスです。大企業から中小企業までこれらのサービスを提供することで毎月課金してもらうというビジネスモデルですね。一度導入してしまえば継続的に売上の発生するサブスクリプションモデルですね。
競合
固定通信機器(ハードウェア):
NETGEAR、Franklin Wireless、WNC、Sierra Wireless、Nokia、TCL、ZTE、Huawei
フリートマネジメント(ソフトウェア):
Fleetmatics、Masternaut、TomTom、Telogis、MiX Telematics、Cartrack
上記のような企業が競合に当たるようです。特にファーウェイなどの中国企業もこの分野で大きな存在感を示してきていますので、インシーゴとしてもどのように競争していくかが重要ですね。ちなみにフリートマネジメントとは車両の調達・運用・管理を行うことらしいです。今後自動車にも通信は大きな意味を持ってきますので、このあたりにもインシーゴは絡んでいるということですね。
顧客

2018年頃までは大口の顧客はベライゾンのみでしたが、現在はAT&T、Sprint、T-Mobile、Vodafone、MTN、Telstra、Optusなどの主要な携帯電話プロバイダーも加わっています。これ以外にも政府機関やメーカーも含むさまざまな顧客がいます。
5Gはこれからホットになるのが確実な分野

通信分野で発展が期待されるのがIoTの分野です。つまり、家や車、家電ありとあらゆるものがインターネットとつながる世界が来ます。
GSMAインテリジェンスの2020年11月の論文「5G時代のモノのインターネット」によると、IoT接続の数は2025年までに252億に増加すると予想されています。2020年9月30日の時点で、世界中で約62億の4G接続があり、モバイル接続全体の78%に相当します。2024年までに、世界の4G接続は65億に達すると予測されており、これらの接続の約89%が新興地域および中国になるとされています。
一方、5Gも普及のペースを上げており、2025年までに5Gが世界の接続の20%を占めると予想されています。特にアジア、北米、ヨーロッパでその普及率が高くなると予想されています。エリクソンのモビリティレポート2019年11月版によると、この5Gへの移行は前世代の以降の約2倍の速さであり、ビジネスはますます多様化するのは間違いありません。
そんな5Gの市場にいるのがインシーゴですので、将来は期待できるのではないでしょうか。
インシーゴ(Inseego)の業績



インシーゴですが、直近の2020年Q4決算でEPSをミスしています。売上高もそこまで伸びていないということもあってか、かなり株価は下落する展開となりました。
インシーゴ(Inseego)の将来性は?
どうだったでしょうか?私個人としては5Gの導入が進んでくれば業績も上がっていくのではないかなと思いますが、有力な中国企業などもでてきているのでそのあたりは心配ですね。
私も最近まで保有していましたが、決算があまり良くなかったということで一度手放す判断をしています。ただ、面白い企業ではあると思いますので、今後機会があれば買いたいなと思います。
ではでは、また次回の記事で♪
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