ミラティ・セラピューティックス(ティッカー:MRTX)

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ミラティ・セラピューティックス(Mirati Therapeutics) について解説します!

*本記事の内容の正確性は保証できません。また投資される際には自己責任でお願いします。

ミラティ・セラピューティックス(Mirati Therapeutics)はがん患者の治療のため医薬品開発に焦点を当てている

出典:Google

ミラティ・セラピューティックス(Mirati Therapeutics、以下ミラティ)はナスダックに上場している製薬企業です。がんの治療薬開発に取り組んでいるのが特徴です。まだ市場に投入されている製品はないものの、開発している製品に対する期待値が高く、上場以来株価は15倍以上に膨れ上がっています。

ミラティ・セラピューティックス(Mirati Therapeutics)のパイプライン

出典:ミラティ投資家向け資料

ミラティは承認を得た製品のないものの、承認直前のフェーズ3に進んでいる製品が2製品(アダグラシブ、シトラバチニブ)もあり、将来的に収益を得る可能性は高いと考えられます。

アダグラシブ(MRTX849、KRAS G12C阻害薬)

アダグラシブ(Adagrasib)は経口投与可能なKRAS G12C阻害薬です。KRASというのは細胞にあるタンパク質の1種で、細胞の増殖に関わっています。こういった細胞のDNAに変異が入ってしまうと、細胞が異常に増殖してしまう状態が起きてしまうことがあります。「G12C」というのは変異の種類で、12番目の塩基がGからCに換わっているという意味になります。最近はコロナの変異でこの表記が使われるのですでに知っている人もいるかもしれませんね。結論としては、この「G12C」という変異を直接狙った薬を作れば、細胞の異常な増殖を抑えられ、がんの治療に使えるというのがこの薬のコンセプトということになります。この薬は非小細胞肺がん(NSCLC)や大腸がん(CRC)、膵がんを対象として臨床試験が進められています。

同じKRAS G12C阻害薬はミラティだけが開発しているわけではなく、アムジェン(AMGN)、ロシュ、ノバルティス(NVS)といった企業が開発を進めています。アダグラシブは2021年10月に競合のアムジェンの候補薬よりも効果があると示唆されるデータを示したため、株価は急上昇しました。

ミラティ・セラピューティックス(Mirati Therapeutics)の財務状況

年間

出典:Google

四半期

出典:Google

承認された製品はないものの、コラボレーションおよびライセンス契約で収益があがっています(ZaiLabなど)。

ミラティ・セラピューティックス(Mirati Therapeutics)に投資するリスク

  • 研究開発プログラムおよび製品候補は開発中です。その結果、当社の製品候補の開発または商品化に成功するかどうか、またはいつ成功するかを予測することはできません。
    (製品候補およびパイプライン資産の後期臨床開発を実施するために必要な資金を調達したり、コラボレーションを確立したとしても、そのような臨床開発が成功するか、規制当局の承認を取得するか、当社の製品候補のいずれかを首尾よく商品化し、収益を生み出すことができます。前臨床試験および初期の臨床試験での成功は、後の臨床試験が成功することを保証するものではなく、臨床試験プロセスは、当社の製品候補が提案された用途に対して安全かつ効果的であることを実証できない可能性があります。これまでにFDAにNDAを提出したことはなく、同等の外国当局に同様の医薬品承認申請を提出したことはありません。また、当社の製品候補のいずれかが規制当局の承認を受けるかどうかは定かではありません。また、当社の製品候補は、治験に成功したとしても規制当局の承認を受けられない場合があります。)
  • すべての製品候補は広範な規制の対象であり、これは費用と時間がかかり、遅延を引き起こしたり、そのような製品候補の商品化の承認を妨げたりする可能性があります
  • 製品候補の商業化が承認された場合、それは市場での受け入れを達成することにかかっており、大きな収益を生み出すのに十分な受け入れを得ることができない可能性があります
  • 臨床的または商業的製造の経験がなく、適切なレベルの品質と量で当社の製品候補を製造するために他者に依存しています。製品の製造における問題または遅延は、開発および商品化戦略を成功裏に実行する当社の能力に悪影響を及ぼします
  • COVID-19のパンデミックは、進行中および計画中の臨床試験や前臨床研究など、当社の事業に悪影響を与える可能性があります
  • 対象市場での競争は激しく、技術の急速な変化が特徴です。したがって、競合他社による開発により、予測される市場が大幅に変化したり、当社の製品候補が競争力を失ったりする可能性があります
    (競合する商用または臨床段階の直接KRAS G12C阻害剤プログラムを実施している4つの企業、Amgen、Roche、Eli Lily、Novartisがあります)
  • 製品候補のコンパニオン診断をうまく開発できない場合、または開発が大幅に遅れる場合、当社は販売承認を取得できないか、そのような製品候補の完全な商業的可能性を実現できない可能性があります
    (ここ特徴的だと思いますが、ミラティの開発している薬はいわゆる分子標的薬というもので、ある特定の変異を狙い撃ちします。つまり、患者さんにどんな変異があるかを調べる診断薬(コンパニオン診断薬)が製品化されないと、ミラティの製品は売れない可能性があるということです。)
  • ザイ契約の維持の失敗またはザイのザイ契約に基づく義務の履行の失敗は、当社の事業に悪影響を与える可能性があります
    (これは収益の上がっているZaiLab社との契約のことですね。ミラティだけで製品を展開するのは一苦労のため、ライセンスを貸して、製品化されたら特定の地域で販売していいよっていう契約です。)

ミラティ・セラピューティックス(Mirati Therapeutics)の将来性

さて、いかがだったでしょうか?個人的には伸び盛りの製薬企業だなと感じました。フェーズ3に2製品もあるので、承認を得られる確度はかなり高いと思います。がんの種類も限定していないので、承認が得られるたびに適用範囲が広がって、収益アップに繋がっていくと考えられますね。臨床試験で他社類似品と比較して好成績をあげているというのも期待が持てますね。今後もウォッチしていきたい銘柄です。

ではでは、また次回の記事で♪

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