ナントヘルス(ティッカー:NH)

米国株紹介
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ナントヘルス(NantHealth)について解説します!

① 株価はここ1年間でなんと10倍、そして現在も右肩上がり

② さまざまなデータベースの情報から医師の治療法決定をサポート

③ 最近はがん分野に集中

ナントヘルスの株価はここ1年で約10倍に!

みなさんはナントヘルスという会社についてご存知でしょうか?きっとほとんどの人が知らないと思います。私も今回調べるまで全く知りませんでした(笑)

少し前までは株価が1ドルを下回る状況で、上場廃止も噂されていましたが、ここ最近は大きく株価を上げてきています。1年で10倍になりましたが、それでも株価は5ドル代なので、まだ非常にお求めやすい価格です。

そんなナントヘルスがどんな事業を行っているのか調べてみました!

がんの個別化医療を推進するソフトウェア

患者には最適な治療が行われていないという現実

みなさんは病院に行ったときに、医師の処方する薬や治療方法などが本当に最適なものであるのかどうか疑ったことはありますか?私はあります(笑)

医師は本や学会で勉強した内容や自身のこれまでの治療経験から治療方法を決定しています。これはつまり、知識や経験の異なる医師は違う治療方法を選択することがあり得るということです。

自分が患者になった時のことを考えると、自分に最適な治療を受けたいと思うのは当然ですよね。そのため、いわゆる個別化医療(オーダーメード医療)という方向に医療は進んでいっているわけです。

ここに目を付けたのがナントヘルスという会社です。同社は開発したソフトウェア「Eviti」によって個別化医療の実現を目指しています

個別化医療の生み出すメリット

患者一人一人に最適化された医療がもたらすメリットは治療効果を高めるというのが最大のものでしょう。しかしメリットはそれだけではありません。

実は経済的なメリットも存在します。たとえば、最適な治療を選択することで治療期間が短くなったり、薬剤の量を減らすことができるとその分だけ治療費が削減できるということになります。ナントヘルスによるとソフトウェアを使用した場合、1人あたりの治療費を25,000ドルも削減することができるとのことです。

治療効果の上昇と経済的メリットという2点があるため、「Eviti」は全米の病院で導入が進められています。

圧倒的な情報量を持つデータベース

どのように治療方法を最適化しているかというと、それは圧倒的情報量をもつデータベースによって実現されています。

現在、データベースには4,000を超えるエビデンスに基づいた治療方法が登録されています。また、7,700の臨床試験データも登録されており、これらの情報から医師に対してがんの最適な治療方法を提示しています。

「がん」という分野の選択

世の中にはたくさんの種類の病気がありますが、なぜ「がん」に集中しているのでしょうか?

これにはいくつか理由がありますが、最大の理由は「がんは遺伝子情報との相性が良い」というところではないでしょうか。

最近ではプレシジョンメディシン(精密医療)という言葉ががんの治療において普通に使われるようになってきているので、がんと遺伝子の相性をなんとなく分かっている方も多いかもしれません。

すごくざっくりした説明ですが、がんは細胞の遺伝子に変異(傷みたいなもの)が発生するとできるとされています。つまり、どんな変異ががん細胞で発生しているか分かれば、その変異に合わせた最適な治療法を選択できるというわけです。

このようなこともあって、遺伝子を調べればある程度最適な治療が選択できるようになるので、がんは個別化医療にとって取り組みやすい分野というわけです。

ナントヘルスのビジネスモデル

ナントヘルスのビジネスはこれまでの説明から分かる通り、ソフトウェアを提供することで利益をあげるというものです。病院がソフトウェアを導入している限りはサブスクリプションで収益が得られるということですね。この辺りはどのくらい維持できるかがカギとなってきそうです。

また、実はナントヘルスは遺伝子を検査するというサービスも提供していて、これも収益の一部になっています。

最近の株価の上昇は論文を出したことが原因!?

巨大な医療データベースを保有していることもあってか、論文投稿や学会発表についても積極的に行っているようです。

最近では「NantHealth Announces Research Results that Advances Understanding of Tumor Treatment Resistance」というがんの治療抵抗性に関する研究結果も発表しており、市場の好感を得ているようです。

ナントヘルスの将来性は?

なかなか専門的な分野ではありますが、将来性はあるような気がしますね。そもそも、人間の寿命が延びたことでがんになる人は年々増えていってますので、市場は拡大する一方ですね。また、遺伝子検査というのもかなり目の付け所がいいのではないでしょうか。あとはどれだけの病院に導入を行ってもらえるのかが重要なポイントとなりそうですね。投資家にとっては株価が安いので狙い目ですが、投資する場合には自己責任でお願いします!

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