オートリー(ティッカー:OTLY)

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オートリー(Oatly)について解説します!

出典:オートリーHP

オートリー(Oatly)はナスダックに2021年5月上場予定

どうもタルボットです。お久しぶりです(笑)
突然ですが、みなさんは普段牛乳は飲みますか?タルボットは毎日家でカフェラテを作って飲んでいるので、生きていくのに必須の食品と言ってもいいかもしれません(笑)

そんな牛乳が「代替乳」に置き換えられる流れが生まれてきているのはご存知でしょうか?この背景には世界的に気候変動対策に乗り出していることが関係しています。牛1頭がげっぷやおならとして放出するメタンガスの量は、1日160〜320リットルにも上るとされ、排出される温室効果ガスを削減するという意味でも、牛乳から代替乳にシフトしていくのは間違いないでしょう。

出典:SEC F-1 Filing

今回紹介するのはそんな代替乳を主力製品として事業を展開しているオートリー(Oatly)というスウェーデンの企業になります。オートリーはオーツ麦を原料とした代替乳製品の開発を25年以上行ってきており、この分野では先駆者と言っていいでしょう。日本にはそもそも進出していなかったので知名度は低いのですが、そろそろ進出予定です(2021年1月に進出予定という記事もありましたが、Amazonでは取扱い中止となっており、まだ入ってきてないかもしれません)。

ということで前置きが長くなりましたが、オートリーがナスダック上場予定とのことでしたので、ビジネスの特徴について調べてみました♪

オートリー(Oatly)のビジネスの特徴

オートリーとは?

出典:SEC F-1 Filing

オーツミルクを世界で最初に販売した企業で、25年間に渡って研究開発を行っており、このオーツミルクの分野では最大の企業になります。ミルク以外にもアイスクリーム、ヨーグルト、クッキングクリーム、スプレッドといった乳製品も作っています。

オートリーのもともとのルーツはルンド大学の科学者のグループが乳糖不耐症のメカニズムと影響を調査するということから始まっています。医学誌のランセットによれば、世界人口の約3分の2が乳糖不耐症のために牛乳を処理できないことが報告されています。つまり、乳製品には豊富な栄養が含まれているのにも関わらず、摂取のできない人がいるわけで、そのような人に向けて代替乳を開発し始めたということですね。

オーツミルクの特徴

栄養成分のバランスに優れ、豊富な水溶性食物繊維(β-グルカン)、少ない飽和脂肪酸、豊富なビタミン群やカルシウムが含まれているのが特徴となっているようです。

また、類似品にアーモンドミルクというものがありますが、それと比較してオーツミルクのほうがクリーミーさや甘さがあるので優れているとされています。また、アーモンドミルクと違い、泡立てることができるということで、コーヒーとの相性も良いため、バリスタに注目されています。

持続可能なビジネス

冒頭で書いたとおり、代替乳をビジネスの中核とするオートリーは気候変動対策になるということで、持続可能なビジネスモデルです。牛乳の代わりに1リットルのオートリー製品を消費すると、炭酸ガス排出量が約80%少なくなり、土地利用が79%少なくなり、エネルギー消費量が60%少なくなると試算されています。近い将来、日本でも当たり前に代替乳を飲むようになるかもしれませんね。

また、自社の工場で使用する電力はすべて再生可能エネルギーを使用しており、このあたり徹底されていますね。

既に多数の販売チャネルを確立している

オートリーの強みの1つは、既に小売、フードサービス、eコマースパートナーを確立できているというところにあります。2020年12月31日現在、約60,000の小売店と32,200のコーヒーショップで数十種の製品を提供しています。スターバックスにもオーツミルクを提供していたりします。他にもTargetやTescoなどの食品小売業者も重要なチャネルとなっています。

オートリー(Oatly)がアクセス可能な市場

Euromonitorによると、世界の乳業の小売売上高は2020年に5,920億ドルと推定され、2025年には年平均成長率(CAGR)5.9%で成長して7,890億ドルに達すると予想されています。

Euromonitorによると、2020年の世界の牛乳業界の小売売上高は1,790億ドルと推定され、2020年の世界の乳製品業界の約30%に相当します。このカテゴリーは2025年に2,470億ドルに達し、CAGR 6.6%で成長すると予測されています。一部の先進国市場では、一人当たりの乳製品消費量が着実に減少しており、植物ベースの乳製品の人気が高まっており、この傾向は過去10年間続いています。

Consumer Insightsによると、米国、英国、ドイツ、中国、スウェーデンでは、過去3か月間に成人人口の35%から40%が植物性ミルクを購入していることがわかりました。

Euromonitorによると、2020年の世界の植物ベースの乳業の小売売上高は180億ドルと推定され、世界の乳業(中国の大豆飲料を除く)の約3%に相当します。世界の乳製品業界では、植物ベースのミルクは2020年に世界の乳製品カテゴリー(中国の豆乳を除く)の約9%を占めました。

ニールセンによると、米国でのオーツミルク製品の売上高は、2019年から2020年にかけて前年比で203%増加しました。米国では、オートミルク製品は2020年に2億6,700万ドルの小売売上高に達し、アーモンドミルクに次ぐ代替乳製品になりました。また、IRI Infoscanによると、英国では、オートミルクは2020年に1億8,100万ドルの小売売上高に達し、最大の乳製品代替飲料となっています。

出典:SEC F-1 Filing

次の図の通り、先進国では徐々にオートリー製品が存在感を表してきています。

出典:SEC F-1 Filing

オートリー(Oatly)の財務状況

2020年の売上高は4億2,140万ドルで、2019年の2億400万ドルから106.5%増加しました。この成長は、2019年の前年比72.9%を上回り、勢いが加速しています。2020年には、30.7%のマージンに相当する1億2,920万ドルの粗利益を生み出しました。

出典:SEC F-1 Filing

2021Q2決算

オートリー(Oatly)の将来性

さて、いかがだったでしょうか?私個人としては、代替肉の次に来るのはこの分野なのではないかと思います。まだまだ、市場としては小さいですが、今後大きな成長が期待できるのではないかと思います。

ただ、懸念としては、大手がこの分野に入ってくることは注意しなくてはいけないと思います。そこまで参入障壁は大きくないと考えられるので、シェアや売上の伸びには注目していきたいですね。

ではでは、また次回の記事で♪

出典

SEC F-1 Filing

オートリーHP

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