オートリー(OTLY)の2021年第3四半期決算まとめ

決算
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オートリー(OTLY)の2021年第3四半期決算まとめ

ハイライト

① 売上は1億7,110万ドルで、前年同期の1億1,470万ドルから49.2%増加

② 粗利益は、前年同期の3,600万ドル(31.3%の粗利益率)と比較して、4,490万ドル(26.2%の粗利益率)

*本記事の内容には、タルボットの個人的な解釈が多数含まれており、内容の保証はできません*

そもそも、オートリーってどんな会社?

オートリーについて知りたい方はこちらの過去記事を読んでみてください!

売上と粗利益

2021Q3

出典:オートリー投資家向け資料

2021Q2

出典:オートリー投資家向け資料

売上高:$171.1M(+49%) vs $185.49M(コンセンサス予想) → miss
EPS: -$0.07 vs -$0.09(コンセンサス予想) → beat

2021年9月30日に終了した第3四半期の売上は5,640万ドル(49.2%)増加して1億7,110万ドルとなった。

米国では、第3四半期の売上高約300万ドルの計画未達となった。これは、ユタ州オグデンにある南工場の生産量が想定を下回ったことが影響している。8月の生産立ち上げ時に機械や自動化の部分で問題が発生し、生産の進捗が計画よりも遅れた。さらに、COVID-19によるサプライチェーンの混乱により問題解決に必要な機器をタイムリーに受け取ることができなかったことも影響している。

アジアでは、第3四半期の売上高が約300万ドルの計画未達となった。アジアにおける第3四半期の売上の約75%はフードサービスチャネルからのもので、COVID-19デルタ株に関連した外食産業の店舗閉鎖が増加したことが影響した。

EMEAでは、第3四半期の売上高が約100万ドルの計画未達となった。英国でトラックドライバーが不足し、製品の流通が一時的に遅れたことが原因。

2021年第3四半期の粗利益は、2020年第3四半期の3,600万ドルに対し、4,490万ドルでした。2021年第3四半期の粗利益率は、前年同期の31.3%から減少して26.2%になった。

粗利益率の低下は、主にEMEAと南北アメリカでの物流費の増加、EMEAからアジアへの出荷のコンテナ率の上昇、チャネルと顧客構成の変化によるものであった。

生産設備の拡張

2021Q3

出典:オートリー投資家向け資料

2021Q2

出典:オートリー投資家向け資料

10月は史上最高の生産量を記録。11月、12月も生産量の増加を見込んでいる。既存施設の能力拡大を継続しており、2023年に米国、英国、中国に追加施設を開設する計画を進めている。これら3つの施設により、2023年末までに完成品を4億5,000万リットル追加し、需要を支える予定。ただし、2022年の生産能力拡大プロジェクトに若干の遅れが生じている

2021年1-9月期の総生産量に占める内製化の割合は21%であるのに対し、共同包装は47%、ハイブリッドは32%であった。
(目標は、総生産量の50%から60%を内製化し、共同包装を10%から20%に減らし、30%から40%をハイブリッド生産にすること。)

共同充填
オートミールベースをタンクローリーで第三者の充填業者に輸送し、混合と充填を行うこと。

ハイブリッド生産
オート麦ベースをパイプラインで運び、第三者のパートナーが運営する隣接した工場で充填・混合すること。

ガイダンス

出典:オートリー投資家向け資料

2021年度の売上高は6億3,500万ドル以上、2020年度と比較して51%以上の増加を見込んでいる。なお、前回の年間売上見通しでは、第3四半期に1億7,800万ドル、第4四半期に2億2,600万ドルを見込んでおり、6億9,000万ドルの売上になると予想していた。第4四半期の売上見通しは1億7,800万ドル、40%の伸びとなり、予測していた売上から4,800万ドル下方修正となった。

EMEAでは、新規および既存の小売店での売上増加と新規市場の開拓を期待していたペースは予想よりも遅くなっているため、EMEAでの売上見通しを約3,100万ドル引き下げた

米国では、サプライチェーンの問題により、事前の見通しに比べて生産販売量が減少したことで約1,300万ドル売上見通しを引き下げた

アジアでは、COVID-19デルタ株による規制の影響を踏まえ、約400万ドル売上見通しを引き下げた

生産能力は、2021年度末までに完成品で約6億リットルとなる見込みで、年間収益の見通しを達成するのに十分である。2022年は10億7,500万リットルを生産目標としている。

Q&A

Q:インフレ圧力が強まってくると価格設定が重要になるがどう考えているか?

2021年Q4に関しては軽微な影響。ただ、2022年にはインフレによって総売上原価が5~6%ポイント上昇すると予想しており影響が出てくるが、それでも新しい施設の立ち上げと生産の現地化によって2022年の売上総利益率は四半期ごとに改善すると予想している。皆さんが求めているのは価格の維持だと考えている。

Q:ブルーボトルとのパートナーシップは米国以外でもあるのか?

出典:オートリー投資家向け資料

大口のクライアントに関しては、地域ごとに組織を持っていることが多いため、地域ごとで対応を行っている。ブルーボトルとは良好な関係にあるが、2022年に決まった計画があるわけではない。

Q:スターバックスとの関係に変わりはないか?

依然として良好な関係。2021年12月〜2022年1月にかけてはスターバックスのネットワークにて100%供給予定。ただし、2021年2月からは約85%から90%にサービスを提供することとなる。

総括

全体を通してみると、残念感のある決算であったことは否定できないのかなと思います。株価も発表直後に-20%以上下げるなど明らかな失望売りが出ていますね。売上が未達であったところと、ガイダンスの下方修正が入っているので、当たり前といえば当たり前ですね。COVID-19による影響が予想以上に出ているという感じです。

発表前に予想していたとおり、サプライズと呼べそうな要素は無かった印象です。新しく出てきたもので気になったのはブルーボトルコーヒーとのパートナーシップですかね。とりあえず米国だけでの連携ということですが、どの程度の規模になるかは不明で、今後の決算でサプライズとなるとすればこのあたりもしれません。パートナーシップを提携する企業に関しては注視していきたいですね。

引き続き、生産能力の拡大に力を注ぐということなので、株価は当分横ばいか下向きだと思っています。ただ、世界的にはCO2削減の方向に向いていることは間違いなく、どこかで火を吹く可能性は十分あると思っています。今後の決算では上向きになることを期待したいですね♪

最後に、前回同様、素早くアーニングコールの日本語訳を作成してくださったやまとさんに感謝を述べておきます。まだTwitterでフォローしていないかたはぜひフォローしてみてください!ついでに私のTwitterのフォローもお願いします♪

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米国株投資情報局

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