「IPO時の時価総額1Bドル以上の銘柄をとりあえず買っておけば勝てる説」を過去10年間で検証してみた

検証
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IPO時の時価総額に基づいて投資したときの結果を調べてみました!

今回の説について

どうもタルボットです。
今回は珍しく検証系やってみたいと思います。分析や解析は素人ですのでそのあたりは大目に見てもらえると助かります(笑)

さて、どのような説を検証したいかというと、タイトルにある通り「IPOの時価総額1Bドル以上の銘柄をとりあえず買っておけば勝てる説」です。なぜこのようなことを考えたかといえば、最近のIPO銘柄を調べていて、1Bドル以上の銘柄はすでに有名な企業も多く、株価が上昇している企業も多いと感じたからです。しかし、これは感覚の域を出ず、実際に調べたらどうなるのか気になってしまいました。

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検証の手順

① まず、investing.comの情報を元に、過去10年間のIPO時に1Bドル以上の銘柄を抽出します

② 次に、各銘柄のIPO初日の終値現在値を調べ、ガチホで持っていた場合の勝敗を判定します

③ 各年において均等分散投資していた場合のトータルリターンを算出し、指数と比較します

検証の条件

・情報ソースはinvesting.comおよびGoogle Financeとします

・現在、上場廃止している銘柄については除外することとします

・現在値とは2021年3月14日時点の株価のことを指します

・勝敗とはIPO初日から現時点まで持っていた場合にプラスである場合には勝ち、マイナスである場合には負けとしています

・各年とは、例えば2020年であれば、2020年1月1日〜2020年12月31日のこと指します。

・均等分散投資とは、例えばある年に1B$以上の銘柄が10個存在していた場合、100万円を全投資額とした場合に、各銘柄に10万円ずつ投資した場合のことを指します

・トータルリターンはキャピタルゲインのみ計算しています、配当は含んでいません

・指数のリターンはVOOの株価を元にしています

検証の結果

結論から先にいいますが、「最終的にプラスで終えられるが、指数にトータルリターンで勝つことはできない可能性が高い」です。

まず勝率ですが、かなり高いという実感は合っていたようです。過去10年間で勝率が50%を下回っている年は存在しません。ただし、トータルリターンという観点で見ると指数に勝っているときもあれば負けているという年も存在します。2011年、2012年、2013年など比較的時間の経過しているものは負けていますので、こんなめんどくさいことするなら指数買っておけば良いとなりますね。

勝率トータルリターン銘柄数指数(S&P500)
2020年63.64%14.64%1114.44%
2019年57.14%39.23%751.02%
2018年87.50%149.93%836.40%
2017年100.00%0.29%163.99%
2016年100.00%56.42%283.95%
2014年100.00%174.60%4102.43%
2013年50.00%83.10%6153.99%
2012年75.00%142.15%4190.76%
2011年60.00%97.47%5191.71%

次に、各銘柄に関しても表にまとめました。過去10年間で最もリターンが良かったのはFBで、+600%でした。それ以外にもマルチバガー銘柄はゴロゴロしていますので、今回の時価総額という要素以外に何かフィルターを掛けることでリターンを上げることは可能かもしれませんね。私は今の所やるつもりはありません(笑)

上場年ティッカーIPO時価総額(B$)初日終値現在値変化率勝敗
2020年SNOW3.4328.79230-30.05%
2020年BEKE2.13358.9678.67%
2020年RPRX250.946.92-7.82%
2020年WMG1.829.9433.7512.73%
2020年PPD1.630.9235.8515.94%
2020年DNB1.427.122.68-16.31%
2020年XPEV1.322.7935.1554.23%
2020年U1.268.35105.754.65%
2020年REYN1.228.5529.985.01%
2020年ACI1.115.4518.3718.90%
2020年GDRX1.152.0439.05-24.96%
2019年UBER8.141.5760.3545.18%
2019年AVTR2.914.528.3495.45%
2019年LYFT2.278.2966.37-15.23%
2019年ORCC1.515.5114.23-8.25%
2019年PINS1.424.471.75194.06%
2019年SDC1.318.6811.84-36.62%
2019年PTON1.225.24111.55341.96%
2018年PAGS4.729.1951.7477.25%
2018年EQH2.721.3932.2750.86%
2018年ADT2.112.398.32-32.85%
2018年PDD1.624.6161.06554.72%
2018年ELAN1.434.134.270.50%
2018年NIO1.39.945.5359.60%
2018年VICI1.11828.5258.44%
2018年STNE1.131.0971.79130.91%
2017年ATUS1.434.334.40.29%
2016年MGP1.12233.2951.32%
2016年USFD125.0340.4361.53%
2014年ALLY2.718.4845.59146.70%
2014年SC1.924.2127.3913.14%
2014年JD1.720.184.02318.01%
2014年INFO1.329.4994.53220.55%
2013年PCI325.4522.45-11.79%
2013年DSL2.32517.68-29.28%
2013年ZTS2.231.01152.57392.00%
2013年VOYA1.620.6764.03209.77%
2013年FPF1.422.0423.325.81%
2013年COTY1.127.958.97-67.91%
2012年FB1638.23268.4602.07%
2012年BTT1.625.0525.692.55%
2012年RLGY1.133.616.6-50.60%
2012年PDI12528.6414.56%
2011年HCA3.831.12189.43508.71%
2011年KMI2.931.0516.35-47.34%
2011年NLSN1.62526.144.56%
2011年ARCO1.121.085.19-75.38%
2011年YNDX1.134.4567.896.81%

感想

ということで、いかがだったでしょうか?また「指数しか勝たん」という結果を積み重ねる結果となりました(笑)

もちろん、どの期間を抽出するのかなどによって今回の結果は変わるとは思いますが、結局はあまり結果は変わらないのではないのかなと思っています。IPOのときの時価総額の大きい会社であってもマルチバガー銘柄はたくさん出てきていることは確かですので、しっかり銘柄選定することが大事だなと思いました。

ネガティブな結果だったのであまり参考にはならないかも知れませんが、少しでも面白いと思っていただけたのであれば嬉しいです。

ではでは、また次回の記事で♪

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