ロイヤリティファーマ(ティッカー:RPRX)

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ロイヤリティファーマ(Royalty Pharma)について解説します!

ロイヤリティファーマ(Royalty Pharma)とはどんな会社なのか?

みなさんはロイヤリティファーマ(Royalty Pharma)という会社をご存知でしょうか?2020年6月16日にナスダックに上場したため記憶に新しい方も多いという方も多いかもしれません。同社の創業は意外と古く、1996年に設立されました。これまでに多くの製薬企業やアカデミア(大学などの学術団体)に出資を行うことでロイヤリティを獲得し、収益の拡大を行ってきた企業になります。

そもそもロイヤリティとは何なのか?

ロイヤリティという言葉に聞きなじみのあるかたは少ないかもしれませんが、最近の製薬業界では一般的になりつつあります。ロイヤリティとは知的財産権使用料のことを意味します。通常、製薬会社は自社で研究開発した医薬品を製造・販売することで収入を得ています。この医薬品には一定の特許期間があるため、その間は他の企業が同じ医薬品を製造できず、独占的に利益を獲得することができるわけです(この期間が終了して販売されるのがいわゆるジェネリック医薬品になります)。

ただ、例えば日本にある製薬会社が海外で自社の医薬品を販売したいときには大きな障壁がいくつかあります。まず、各国の規制に合わせて臨床試験を実施しなければなりません。基本的には日本で承認されたからといって海外でも使えるということにはなりませんし、海外で臨床試験を行うにはある程度その国での「お作法」を知る必要があります。また、その国での販売ルートが存在しない場合にはいちから構築しなければならず、製薬企業とは大きな出費となってしまうことがあります。

そこで選択肢として登場するのがロイヤリティ収入なのです。特定の国で臨床試験のノウハウを持っていたり、その国で医薬品の販路をすでに持っている製薬企業に医薬品製造の許可を与えることで収入を得ることができるというわけです。この方法を使えば、「お作法」を知らないことによって承認が得られないリスクや人種の差によって医薬品が効かないリスクを避けることが可能となるわけです。

ロイヤリティファーマ(Royalty Pharma)のポートフォリオ、強み

そこで登場するのがロイヤリティファーマ(Royalty Pharma)というわけです。同社は資金の少ないバイオベンチャーなどに出資を行うことでロイヤリティ収入の権利を獲得し、収益をあげているのです。1996年から2019年の間に、同社はバイオ医薬品のロイヤルティを獲得するために180億ドルを投入しています。

現在、同社のポートフォリオには45の承認済み治療薬3つの臨床試験中の新薬候補があります。これらの45の治療法のうち、約半分(22の治療薬)は10億ドル以上の売上を生み出し、7つは年間売上高で30億ドル以上を生み出しました。(ただし、この全額が同社の収入となるわけではなく、あくまで一部が収入となります。)

ロイヤリティファーマ(Royalty Pharma)の今後は?

現状ですでにプラスの収支ということですし、順調に売り上げも上がっているということでビジネスモデルとしては成功しているのではないかと思います。今後の医薬品業界では新しい種類の薬がどんどん出てきますので、それに対応できるのかどうかというのが今後の成長の鍵ではないでしょうか?しばらく見守っていきたいと思います。

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