DirexionデイリーS&P500ブル3倍ETF(ティッカー:SPXL)

ETF紹介
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【2020年版】SPXLを購入する前に知っておきたいポイント3選(初心者向け)

① 購入するなら暴落直後またはそんなに時間の経っていないタイミング

② 長期的にみるとS&P500の3倍にはならない

③ 今後、倍率調整(3倍→2倍)または上場廃止のリスクがある

そもそもSPXLとは何なのか?

みなさんはSPXLというものをご存知でしょうか?最近人気とのことなので、知っている方も多いと思います。いわゆるレバレッジ型ETFと呼ばれているもので、正式な名称は「DirexionデイリーS&P500ブル3倍 ETF」になります。(長い・・・・・)

なぜ人気かと言えば、あの今後も右肩あがりであろうS&P500指数の日次基準3倍のパフォーマンスを目指すETFだからです。バフェットさんが買えと言っている指数で3倍も稼げるなら買うしかないじゃん!ということです。

出典:Google

実際に設定時からのパフォーマンスを見てみると、コロナショック後の現在でも設定来で約11倍(3.85→44)となっており、非常に夢がある数字になっています。

ただ、この情報だけを聞いてSPXLを買ってしまうと危険なので、この記事では3つだけは押さえておきたいというポイントを紹介したいと思います。

購入するなら暴落直後またはそんなに時間の経っていないタイミング

さきほどのチャートですが、設定来で約11倍という驚異的なパフォーマンスを残しているのには理由があります。それはリーマンショックとほぼ同じタイミングで設定されたからというのが一因にあります。

当然ですが、暴落直後からスタートしてしまえば大きく上がるのは目に見えているのでパフォーマンスがすごいのです。SPXLは暴落するときには当然S&P500指数よりも圧倒的に大きく下落します。

出典:Google

コロナショックで見てみると暴落前に75ドル付近だった株価は17ドルほどまで下落してしまっています。これは実に75%を超える下落であり、S&P500指数の下落が30%程度であることを考えると恐ろしい数字ですね。現在もSPXLは最高値まで戻せてはいません。

しかし、これは逆に考えると暴落の直後またはそんなに時間の経っていないタイミングで購入すればものすごい安い値段で購入ができるということです。

コロナショック直後の17ドル代という水準はSPXLの2016年ごろの価格になります。暴落が約10年に1回起きていることを考えると、暴落の直後に購入しておけば次に暴落が起きたとしても損をするところまではいかないと考えることもできます(私はこの考え方をしているので今回の暴落時25ドル代で購入しました)。

長期的にみるとS&P500の3倍にはならない!

実は3倍というのは「S&P500指数の1日の動きの3倍」ということになります。これがどういうことなのか見てみましょう。

たとえば、S&P500指数が1日で10%増加し、次の日10%下落したとしましょう。
そのときのS&P500指数の動きは

100% × 1.1 × 0.9 = 99%

となりますが、ここに3倍のレバレッジが入ってくると、単純計算では「1%」の3倍の「3%」の下落となるはずですが、実際は

100% × 1.3 × 0.7 = 91%

この場合2日間の値動きだけで、ズレてしまいました。これがSPXLが長期保有には向かないと言われている最大の理由となります。ただ、個人的には長期で持った時にS&P500指数の3倍以上の利益が得られる可能性があるというのは逆に魅力的に感じています。

今後、倍率調整(3倍→2倍)または上場廃止のリスクがある

実は最近、レバレッジ型のETFは市場に大きな影響を与える可能性があるということで、米国証券取引委員会(SEC)によって規制が行われています。

Direxion社HPより

実際に、SPXLを取り扱っているDirexion社の他のレバレッジ型ETFの中には倍率3倍から2倍に引き下げられたものがあります。

今後、SPXLに関しても倍率の調整や上場廃止といったリスクがある点については購入する際には知っておいた方が良いかと思います。ただ、個別銘柄と違ってS&P500指数に連動している商品になるので、上場廃止の際に価格が暴落する心配はしなくても大丈夫でしょう。

まとめ

SPXLは資金が少ない人にとっては非常に魅力的な商品なのではないかなと思っています。ただし、リスクがあるのは確かなので、そのあたりを把握した上で購入を検討するのが良いと思います。あくまで投資は自己責任でお願いします。

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