バイタルファームズ(ティッカー:VITL)

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バイタルファームズ(Vital Farms)について解説します!

① ニワトリやウシを徹底的に配慮した環境で飼育することで製品の質を向上

② 売上高は年平均60%成長

③ 2020年7月30日にナスダック上場予定

バイタルファームズとは?

バイタルファームズは既存の効率最優先のビジネスモデルに異を唱える食品会社です。みなさんはニワトリやウシ、ブタといった家畜が非常に狭いスペースに押しやられて飼育されている映像を目にしたことがあるのではないでしょうか。

このような飼育法は一見狭いスペースを効率的に活用しているように見えますが、家畜たちにとっては狭いことは大きなストレスとなりますし、それが最終的な卵や乳製品の質を低下させる原因となっています。

Vital Farms: The Pasture-Raised Egg Company That Became A Whole Foods Favorite | Forbes
出典:Forbes

バイタルファームズは家畜を1人の人間として扱うように倫理面に配慮することによって高品質な製品を作ることを目指しています。これは創設者兼会長であるマシュー・オハイヤが自身で農場を経営していたときの経験からこの考え方に行きついたようです。
(上記動画を見るとバイタルファームズへの理解が深まります!)

ニワトリの場合、通常であれば2平方フィート程度が割り当てられますが、同社においては108平方フィートを割り当てており、ストレスなく歩き回れる環境づくりを行っています。

また、農場の位置も全米で1年を通して温度や湿度がニワトリにとって最適になる場所を選択しています。これも卵の品質に大きな影響を与えていそうです。

出典:バイタルファームズHP

卵のパックに表示された農場名をサイトで入力すると、オンラインで動物たちの今の様子を観察できるようになっています。これは消費者に安心感を与える活動の一環であり、トレーサビリティもしっかりしています。

売上高は年平均60%成長

こうしたバイタルファームズのビジネスモデルは消費者の共感を呼んでおり、倫理的に生産された製品を基盤として大きな成長を遂げています。

純売上高は2010年度の190万ドルから2019年度の1億4,070万ドルに増加しており、これは、年平均成長率(CAGR)で61%に相当します。直近の2017年度から2019年度にかけては、売上高は90%増加し、製品を取り扱う店舗数は50%増加しました。

同社の財務は、Covid19のパンデミックにもかかわらず、強力な収益の伸びを示しています。これは、消費者による家庭での調理が増え、卵製品の需要が高まったためと考えられます。

また、30,000人の消費者を対象とした2018年の調査によると、そのうち62%の人が食品ブランドに倫理的価値や信頼性を望むと回答しており、消費者からの支持も大きいです。

2020年7月30日にナスダック上場予定

バイタルファームズは7月30日にナスダックに上場予定で、さらなる資本の拡大および投資家の持ち株を現金化を目指しています。この上場から受け取った純収益は、運転資本、運転経費、設備投資などの一般的な企業目的に使用する予定としています。

504万株を売却する予定であり、提案された価格帯の中間点(1株あたり16.00ドル)でIPOが成功すると仮定すると、IPOでの同社の企業価値は約6億5,840万ドルになります。

市場機会

United Egg Producersによる2020年の市場調査レポートによると、米国の卵市場は大幅な成長を遂げています。

グラフが示すように、米国の1人あたりの卵消費量は2019年に過去最高を記録しました。

卵のほとんどは小売りで販売され、表に示すように、フードサービス、製造、小売、輸出用の製品にさらに加工された卵が続きます。

バイタルファームズの将来性は?

卵市場は年々拡大しているようですので、バイタルファームズの成長も十分期待できますね。COVID-19もどちらかというとプラスの影響となっているようですので、その点も期待できるポイントです。

きちんと自分たちの信念を持っている会社は強いと思うので、今後も注目してみていきたいと思います。

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